私は社会人になる直前に、
- 使えるお金を増やすにはどうしたらよいのか
- どう使えば生活が楽になるのか
- 老後に備えてどう行動すべきなのか
について真剣に考える必要があると感じました。
将来に対する漠然とした不安があったからそんなことを感じたんだと思います。
少子高齢化の進行に伴い、定年時期や年金の受給時期を後ろ倒しにする制度が登場し始めている中で、我々が定年するのはいったい何歳になるのか、年金はどの程度もらえるのか、未来のことは誰にも分かりません。
そんな未来に向けて、今から少しずつ準備していくことが大切なのではないでしょうか?
そんなわけで、会社に入社するまでの春休み期間にお金に関する知識をひたすら調べて勉強しました。
いろいろ調べるうちにたどり着いた答えの1つが、「FPを学ぶ」ということでした。
FPの勉強をすることで、社会人に必要なお金の知識をたくさん学ぶことができます。
というわけで、FP3級の勉強を始めました。
まだまだ勉強を始めたばかりで理解が足りていない部分も多いとは思いますが、
FP3級取得への第一歩としてこの記事を書きます!
そもそもFPって何?
FPとはファイナンシャルプランナーのことです。
一言で言ってしまえばお金のプロです!
じゃあ、金融業に従事する方のための資格かな?と思うかもしれませんが、
そんなことはありません!!
お金は金融業に就いていない人でも使うものですよね。
つまり、日本で生きる全ての人にとって必要な知識ってことです。
先ほども言いましたが、FPの勉強をすることで、社会人に必要なお金の知識をたくさん学ぶことができます。
社会人でなくてもお金は使うので、もはや年齢も関係ないかもしれません。
FPは意味がない資格?
FPは持っていても意味がない資格とよく言われているそうです。
ネットの検索項目にも「FP 意味ない」なんてキーワードが予測変換に出てきますね…
なんでこんなことを言われているんだろうと軽く調べてみたところ、FPを名乗るために資格はいらないそうです。
例えば、自動車を運転するためには運転免許が必要だし、弁護士として働くためには弁護士の資格が必要ですよね。
けど、FPとして働くための資格はない。
つまり、自分の意志があれば誰でも今日からFPとして働けます(笑)
(とはいえ顧客の立場で考えた時、FPの資格を持っている人に相談した方が安心感がありますけどね。)
そんなわけで、FPの資格を持っていたところで就職や転職に有利となるケースが少ないらしく、「意味ない」なんていわれてしまっているようです。
とはいえ、FPの知識が日常生活では役立つと確信していますので、ぜひこの記事を最後まで読んでから学ぶ意味について判断してください。
FPで学べる内容
参考書紹介
FPの勉強を始めるにあたり、まずは参考書を用意しました。
私が購入した参考書は「みんなが欲しかったFPの教科書3級」と 私が購入した参考書は「みんなが欲しかったFPの問題集3級」と(TAC出版)です。 (TAC出版)です。
この参考書ではFPの合格に必要な知識が6つのチャプターに分かれており、自分で学習したいところから学び始めることができます。
各チャプターのタイトルと簡単な内容を以下にまとめます。
- Chapter1 ライフプランニングと資金計画
→ FPの基本や社会保険・年金制度について - Chapter2 リスクマネジメント
→ 保険について - Chapter3 金融資産運用
→ 金融・経済の基本と投資について - Chapter4 タックスプランニング
→ 所得税と住民税について - Chapter5 不動産
→ 不動産の基本や法令、税金について - Chapter6 相続・事業継承
→ 相続に関する基本や税金について
私は興味がある順に、3→4→1→2→5→6という感じで学習を進めていこうと思っています。
多くのサイトでおすすめされている参考書を選んだので、やはり分かりやすいといった感想です。
この記事の執筆現在、楽しく学習できています。
また、同じシリーズで別売りの問題集もあり、そちらも活用しています。
今後さらに学習を進めたら、使い心地について詳しいレビューをまとめたいです。
FPを学ぶ意味
先ほど挙げたチャプターの内容をもう一度見てみましょう。
- Chapter1 ライフプランニングと資金計画
→ FPの基本や社会保険・年金制度について - Chapter2 リスクマネジメント
→ 保険について - Chapter3 金融資産運用
→ 金融・経済の基本と投資について - Chapter4 タックスプランニング
→ 所得税と住民税について - Chapter5 不動産
→ 不動産の基本や法令、税金について - Chapter6 相続・事業継承
→ 相続に関する基本や税金について
これを見ると、お金について誰でも知っておくべき知識がたくさん含まれていることに気付けるのではないでしょうか。
最初に「FPは意味がない?」という話題を挙げました。
確かに専門職として働くための資格としては有用性が低いと感じます。
しかし、人生でお金と上手に付き合うための知識としてみれば、
学ぶ意味は大いにある
と私は思います。
社会保険の内容をちゃんと理解していますか?
医療費の自己負担額が3割ということは多くの方が知っていると思いますが、その他にも高額療養費制度のように知らなきゃ損する制度があったりします。
税金、取られっぱなしになっていませんか?
控除を理解すれば、戻ってくるお金があるかもしれません。
親族が亡くなってしまったとき、残された財産がどうなるか正しく理解していますか?
今のうちに知っておくことでいざというときに慌てずに済みます。
お金は生きていくうえで必要不可欠なものです。
けど、正しいお金との付き合い方は義務教育で学ぶことができません。
お金と上手に付き合うための知識は自分で学ぶしかないのです!
お金について漠然とした不安がある人は一緒に学んでみませんか?
目標を設定して学習する
FPの知識が人生の役に立つことは分かったから勉強してみようとは思ったけど、資格を持つ意味は薄そうだし、試験を受けて資格取得を目指す必要はないのではないかと思った方いませんか?
資格試験にはお金も時間もかかるし、そこまでしなくても良いという考えは理解できます。
FPの勉強はぜひ多くの方にしてほしいとは思うけど、資格を取得するかは個人の判断でいいのかなと思います。
でも、私は資格取得を目指します!
資格取得という明確なゴールを持つことは、モチベーションの維持につながると考えているからです。
私の性格を考えると、明確な目標がなければ勉強の途中で脇道にそれてしまったり、あきらめてしまったり、そんなことになってしまう気がしてなりません。
やっぱり、ゴールが見えないまま走り続けるのは辛いと思うんです。
資格取得というゴールを設定すれば、試験日も合格ラインも明確に定まっているのでそれに合わせて効率的に学習を進められると思います。
試験を受けるにはお金がかかりますから、自分へのポジティブなプレッシャーとして機能してくれると思います。
さらに、資格そのものの利用価値が低いとしても、やはり資格を持つということは自信につながります。
そんなわけで、FPを学ぼうと思ったのならぜひ資格の取得も目指してみてはいかがでしょうか?
一緒に頑張りましょう!!
まとめ
FPは日本に生きる私たちにとって必須の知識だと考えています。
FPを学ぶことで、税金や社会保険の仕組みなどより良く生きていくためのヒントを得ることができます。
老後に不安がある、お金がなかなか貯まらないなどお金に関する悩みがある人は、FPの勉強を始めてみることをお勧めします。
私自身まだ勉強途中であまり偉そうなことを言っても説得力に欠けると思うので、資格を取得して多くの方にFPを学ぶことの大切さを発信していけたらいいなと思います。
また、この記事を見て私と一緒にFP取得に向けて学び始めてくれる人がいたらうれしいです。
以上です。
それでは、ありがとうございました!