せっかく本を読むんだから、内容をしっかりインプットして自分の生活に活かしたい
そのためには、内容をしっかりとインプットする必要があります
というわけで、今回は「読んだら忘れない読書術」という本を読みました
この本がこれまでに読んだ読書術の本の中で1番しっくりきました
というのも、これまでに読んだ本は「速読」のコツが書かれた本が多かったのです
この本では、「速読」の技術ではなく「読んだら忘れないための読書術」が紹介されています
この本の内容から、特に印象に残った部分をまとめていきます
まずは深読を目指す
「深読」とは筆者が提案する本の読み方です
本から学びと気づきを得て、「議論できる水準」にまで内容をきちんと理解するように「深く読む」読み方。
樺沢紫苑 著 「読んだら忘れない読書術」より
これまでに議論できるレベルまでを意識して本を読んだことはなかったなというのが正直な感想です
これまでは、とりあえず最初から最後まで読み切ることが最重要課題でした
読んだ本の内容をきちんと記憶して、自分の生活に活かすためには
これまでの読み方ではダメだなと感じました
速読の技術はあるに越したことはないですが、読める冊数が増えても内容が思い出せないなら、読んだ意味がありません
さらに筆者曰く、「深読」がきちんとできるようになるためにはある程度の経験が必要だから、その経験を積むうちに「速読」もできるようになっているはずとのこと
これからは「深読」を心掛けます!
記憶に残すための読書術
記憶残る読書をするためのキーワードは、
「アウトプット」と「スキマ時間」
人間は1週間に3回アウトプットをすると、記憶に定着させることができる
スキマ時間に読書をすることで、制限時間を意識し高い集中力で読書をすることができる
これを踏まえて、具体的な読書術がいくつも紹介されています
その中で特に印象に残った読書術が以下の2点
- 生グレープフルーツサワー読書術
- 5分・5分読書術
それぞれ簡単に紹介します
生グレープフルーツサワー読書術
かなり奇抜な名前の読書術ですが、簡単に言うと
グレープフルーツの果汁を最後の一滴まで絞り出して生グレープフルーツサワーを作るように、本の内容を最後の一滴まで絞り出させるような読み方するということです
一冊の本の内容を最後の一滴まで絞り出すためには、アウトプットが鍵となります
本を読み始める前に、その本を読み終えたら必ず書評か感想を書くと決める
本を読んで、気付きがあればすぐにメモを取る
そして、SNSやブログに感想や書評を投稿する
また、SNS等に投稿する記事を作るときは、数日空けてから投稿するのが効果的とのこと
感情に引っ張られた内容になることを避けるためだそうです
実はこの記事も生グレープフルーツサワー読書術を実践するために書いています
もう生グレープフルーツサワー読書術の内容は忘れなさそうなので、効果抜群ですね(笑)
5分・5分読書術
人間の集中力は初めと終わりに強くなることを利用した読書術です
60分の連続した読書と
15分×4回(合計で60分)の細切れの読書
どちらも同じ60分の読書ですが、集中して読める時間は後者の方が長くなりやすいそうです
私はこれまで、連続して読んだ方が内容が頭に残るはずだと考えていたため
まとまった時間を作れたタイミングで読書をすることが多かったです
その考え方は間違っていたようです
最近では、会社着いてから始業までの時間、、お昼休憩中、寝る前などの15分間を利用して読書をしています
15分の読書を実際にしてみて、理解が浅いと感じたことはありません
しかも、まとまった時間を取らなくていいんだと思えたことで、以前よりも読書量が格段に増えました
「読書をしたいけどそんな時間無いな」と思っている方は、ぜひスキマ時間を利用して本を読んでみてください
内容の理解を損なうことなく、読書量を増やせるはずです!
終わりに
私はこの本に出会って、読書の仕方ガラッと変わりました
- 「速読」ではなく「深読」をする
- アウトプットを前提にして本を読む
- スキマ時間を利用して本を読む
これら、たった3つを実践するだけでも、覚えている内容や読書時間を大きく増やすことができています
本書には、その他多数の読書術や本の選び方なども書かれており、読んでいて非常にためになりました
この本で学んだことを活かして、今後の読書ライフをより実りのあるものにしていきたいと思います!
今日の記事はここまでです
今日も1日お疲れさまでした!
毎日投稿なので、また読んでいただけると嬉しいです♪
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それではまた明日!