今回はホームセンターでアルバイトをしていた時のことを思い出して、そのメリットやデメリットをご紹介します。
学業とアルバイトを両立させたい大学生を想定して書きますので、ぜひご覧ください。
メリット
実際にホームセンターでアルバイトをしてメリットだと感じたことは以下の3つです。
- 小売店ならではの業務を体験できる
- 従業員以外立ち入り禁止のバックヤードに入れる
- 終業時刻が比較的早い
それぞれについて詳しく説明します。
小売店ならではの業務を体験できる
代表的なところだとレジ打ちや品出し、棚卸が挙げられます。
これらはホームセンターだけでなくスーパーマーケットやコンビニなどの小売店全体に共通することにはなりますが紹介します。
レジ打ち
小さいころにあこがれた人も多いのではないでしょうか?
今となってはセルフレジが普及しているため、「ピッ」てやるくらいなら誰でも体験できますが、レジに人が行列を作っているときの焦燥感や、お客さんからお金を受け取ってお釣りを手渡す緊張感は実際に働いてみないと体験できません。
まして、セルフレジが主流になってきているので、いつか体験できなくなるかもしれません。
やるなら今ですよ(笑)
品出し
小売店に商品を並べるのことを品出しと言います。
常に商品棚に商品が並んでいるのは、誰かが商品を補充しているからです。
毎日何かしらの商品が入荷されてきていて、毎日棚に並べているのです。
こうして聞くとごく当たり前ですが、働いてみないと商品を誰かが並べているということに意外と気づかないのではないでしょうか?
棚卸(たなおろし)
これは初めて聞く人が多いのではないでしょうか?
これは、半年または1年に1度行われる作業です。
丸1日かけて店内にある商品の数をすべて数えます。
商品の数はすべてコンピューターが管理していますが、レジでのうち漏らしなどによって商品の数が合わないのが当たり前です。
それを正すための作業です。
本当にに店内の商品を1つ残らず、人の目で見て1つ1つ数えます。
こんな感じで、働いてみて初めて見える景色がたくさんあります。
おまけ:JANコードの雑学
いきなりですがJANコードって知ってますか?
そうです、通常バーコードと呼んでいるあれです。
私は正式名称がJANコードということも働いてから初めて知りました。
それはさておき、欲しい商品が違う商品の棚にかかっていて、値段が分からないなんて経験ありませんか?
そんな時、商品棚に書いてあるJANコードと商品のJANコードを見比べながら本来の棚を探すわけですが、その時、すべての桁に注目する必要はありません!
実は末尾の3桁に注目するだけで本来の棚を探すことができます。
品出しの時、従業員は末尾3桁を見て商品を置く棚を判別しています。
バックヤードに入れる
バックヤード、入ってみたくないですか?(笑)
立ち入り禁止の場所って何があるんだろうと興味を惹かれますよね。
従業員になれば堂々と入ることができます。
バックヤードに在庫が置いてあるのですが、私が働いていたホームセンターには木材カット用の重機も置いてありました。
木材を購入したお客さんの要望に応じてカットするサービスがありましたからね。
ぜひ、従業員になってバックヤードの秘密基地間を味わいましょう。
終業時間が比較的早い
これは人によってはデメリットになりますが、短時間だけ働きたい人にとっては最大のメリットになります。
もちろん店舗によっても異なり、24時間営業なんてところもありますが、飲食店なんかと比べると閉店時間が早いため、終業もその分早いです
ちなみに私が働いていた店舗は20時閉店でした。
規則正しい生活を送りたい方には、遅くとも22時までには閉店する小売店がおすすめです。
デメリット
ホームセンターで働くデメリットをご紹介します。
- 力仕事も少なからずある
- 量り売り商品(チェーンやテーブルクロスなど)のカットが大変
- 時給が安い
力仕事も少なからずある
ホームセンターが取り扱う製品の中には、レンガブロックや園芸用の土も含まれているため、力仕事を求められることも多々あります。
さらにそれらの商品は屋外売り場で売られていることが多いため、夏は汗だくで、冬は凍えながらの作業になります。
とはいえ、長時間作業を強要されたりはしないので安心して大丈夫です。
というか、そんな過酷な作業を長時間強いられるバイトはやめましょう。
体調を崩しては元も子もないですから。
量り売り商品のカット
ホームセンターでは、お客様が希望する長さにカットして販売する、ホースやチェーン、テーブルクロスを売っています。
これが大変なんです。
ホースは比較的楽ですね。
ハサミで簡単に切れますから。
ただし、10 mなんて長い量を指定されたらもう大変。
1 mの竹尺を使って、1 m分確認したらその部分を指で押さえながら伸ばして、また1 m測って、そんなこんなを手早くかつ他のお客様の邪魔にならないように、狭い通路の中でやらなくてはいけない。
とんでもない難易度ですね。
お次はチェーン。
測るところまではホースと一緒です。
本当に大変なのはそのあと。
こんなのハサミで切れるわけがない。
というわけで、ペンチの登場です。
ペンチなんて普段使わないから、うまく扱えない。
しかも、ペンチを使っても硬すぎてなかなか切れない。
そして、苦戦している私を心配するように見つめるお客様。
しんどすぎる!!
最後はラスボス、テーブルクロス。
こいつは大きすぎて長さを測るのも大変、切るのも大変で、お客様に呼ばれようものなら逃げ出したくなります。
とはいえ、仕事なのでやるしかない。
まずは長さを測る。
ホースと違って幅もあるから、ヨレヨレになって正確な長さを測るを測るには経験と慣れが重要です。
上手に長さを測れたら、次は切断。
何よりもまっすぐ切らなくちゃいけないというプレッシャーがきつい。
慣れるまでは、応援を読んで2人がかりでやってました…
時給が安い
小売店でのアルバイトは時給が安めです。
最低賃金か、それを5~10円程度上回っているくらいな場所が多い印象です。
私は最低賃金で働いてました。
たしか当時、時給740円だった気がします。
ただし、飲食店と違ってお客さんの入りに左右されないので、コンスタントにシフトに入ることができます。
毎週決まった時間に働きたいという希望を比較的簡単に通すことができますし、急にシフトを減らされる心配はありません。
しかも、飲食店も経験した私からすると、業務はとっても楽です。
大変な業務を紹介した直後なので説得力がないかもしれませんが、量り売り商品のカットは1か月に1回あるかないかくらいですし、重い商品も商品全体の中で見たらとても品数が少ないです。
時給が安い分、業務も楽だったというのが個人的な感想です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
私の体験談を述べただけなので、すべてに当てはまるとは限りませんが、興味を持った方はホームセンターまたは小売店でアルバイトをしてみてください。
ここまで、いろいろ書いてきて考えてみると、決まったシフトでコンスタントに働けることが1番のメリットだと思います。
メリット欄に書かなかったけど、今思うとこれが1番な気がする…
以上です!
それでは、ありがとうございました!